「滋賀県」関連の記事一覧
「滋賀県」に関連する記事の一覧掲載しております。
【三井寺(園城寺)】数々の伝承に彩られた大寺院
歴史 当寺の起り 伝承では、壬申の乱で天武天皇との戦いに敗れ自害した大友皇子(弘文天皇)の息子である大友与多王が父の供養のために、天智天皇が持っていたとされる弥勒像を本尊として寺の建立を発願したとされています。 そして、寺伝によると朱鳥(しゅちょう)元年(686年)に、敵対していた天武天皇の勅願がなされ建立が許可されました。 また、園城寺(おん…
【義仲寺】松尾芭蕉が愛し最後に供養される場所に選んだ寺
創建から現在まで 創建年代は不明。 一説には治承・寿永の乱(じしょう・じゅえいのらん)(源平の戦い)の1つである「粟津(あわづ)の戦い」によって自害した木曾義仲を供養するため愛妾(あいしょう)の巴御前が日々供養したことが始まりとされています。 その他では、室町時代末期の天文22年(1553年)頃に佐々木六角氏が義仲を供養するために建立し、石山寺…
【瀬田の唐橋】京と東国を結ぶ歴史的に重要な戦いが繰り広げられた橋
瀬田橋にまつわる戦いの歴史 古来より京の都と東国を結ぶ交通の要衝だったので「唐橋を制する者は天下を制す」と言われていました。 そのため、歴史的な数々の戦乱の舞台となっています。 瀬田橋の擬宝珠(ぎぼし) 壬申の乱【天智天皇10年(671年)】 天智天皇の息子である大友皇子(後の弘文天皇)に反旗を翻した、天智天皇の弟である大海人皇子…
【石山寺】滋賀県が誇る日本最古の多宝塔を有する寺
歴史 当寺蔵所の「石山寺縁起絵巻」によりますと、良弁(ろうべん・りょうべん)が聖武天皇の勅願により天平19年(747年)に開基したと伝わります。 東大寺大仏建立との関係 なぜこの地に建立したのかは東大寺の大仏が関わっています。 当時、東大寺の大仏建立のために大量の黄金が必要でした。 そのため聖武天皇は良弁に命じて、吉野の金峰(峯)山(きんぷせん)に黄金を産し…