小説の「読了本」一覧 小説の読み終わった本の感想を記事にしています。 読み手によって優劣は変わるので批評はせず、自分が面白かった本のみ掲載しています。 掲載日:2016年11月27日 新撰組の副長 土方歳三の一生を描いた歴史小説【燃えよ剣】 有名な新撰組の副長である「土方歳三」を描いた小説。 その人物像が細かく描写した読み応えのある内容でした。 田舎剣士が最期は徳川方を指揮し戦う姿には、幕末の時代を象徴するような奇妙な機会の巡り合わせを感じました。 掲載日:2016年1月18日 司馬遼太郎が描く英雄「義経」の生涯 日本人に馴染み深い義経。伝説的な逸話の数々は現代でも語り継がれています。 ただ、あまりにも英雄的な話が多いのでどこか浮世離れして感じました。 本書は「生身の義経」を描いており、どこか欠けているが一本気の姿が感じ取れました。