「奈良市」の史跡紹介記事一覧
「奈良市」にある寺・神社・城などの史跡を紹介。
そこに面白い歴史があれば、あまり観光地として有名でない場所へも訪ねて行きます。
記事の内容は史跡の歴史を中心に書いています。
そこに面白い歴史があれば、あまり観光地として有名でない場所へも訪ねて行きます。
記事の内容は史跡の歴史を中心に書いています。
【般若寺】驚きの高さを誇る「十三重石宝塔」を有する寺
歴史 飛鳥時代の舒明元年(629年)に高句麗の僧 慧灌(えかん)法師が「般若台」と呼ばれる精舎を創建しました。 奈良時代に入りますと、天平7年(735年)聖武天皇が卒塔婆(そとうば・そとば)などの伽藍(がらん)を建立し、平城京の鬼門鎮護(きもんちんご)のために紺紙金泥(こんしこんでい)の「大般若経」六百巻を地中に納めたと言われています。 そして、この経題(き…
【白毫寺】「えんまもうで」で有名な奈良を眺望できる山寺
歴史 霊亀元年(715年)、天智天皇の第七皇子・志貴皇子 (しきのみこ)が亡くなった後、天智天皇の勅願で志貴皇子の山荘跡を寺にしたと言われていますが、空海の師である勤操大徳 (ごんぞうたいとく)の岩淵寺 (いわぶちでら)の一院とするものなど諸説あります。 平安時代になると平安遷都にともない寺も寂れていきましたが、鎌倉時代になると西大寺の叡尊 (…
【新薬師寺】日本屈指の国宝 十二神将立像を拝観
歴史 建立の正確な年代はわかりませんが、天平19年(747年)に光明皇后が、夫の聖武天皇の眼病平癒祈願のため創立したと伝わっています。 新薬師寺の「新」は「あたらしい」ではなく、「あらたかな」薬師寺という意味があるそうです。創建当時は「香山薬師寺(香薬寺(こうやくじ))」と呼ばれており、東大寺と並んで南都十大寺の一つに数えられ、四町(約440m)四方の境内に…